毎日10分で楽々足に!!足の簡単セルフケア5選!

姿勢や体のスタイルなどに影響を与えている体の歪み。気にしている女性の多くは、太ももやお腹、二の腕などには気にかける一方で、意外と軽視されがちな足部。
しかし前回の内容では、体の歪みの原因は足からきていることが多いですよという内容でした。

前回の体の歪みの原因についてはこちらをご覧ください。

足の歪みは油断大敵!あなたの体の歪みの原因はここだった!

今回は体の歪みにおいて、とても影響を与えている足のセルフケアをご紹介します。
全てやっても10分もかからず出来るので、ぜひお風呂上がりや朝などにやってみてください。

毎日10分これやるだけでスッキリ足に!
足の簡単セルフケアを5つご紹介します!

①足指をほぐす

②足裏を押す

③指の付け根を動かす

④足の甲を伸ばす

⑤足首を回す

①足指をほぐす

足の親指から順に一つずつほぐしていきます。片手は指の付け根部分を持って押さえ、もう片手で足指を持って回します。付け根から引っこ抜くように軽く引っ張るのも◯

<ポイント!> 足指の付け根部分を抑えることで回しやすくなります。足部が硬い人は力加減に注意して、痛気持ちいいくらいで行いましょう。

足先の冷えを感じる人や浮指の方は特に足指の動きが硬くなっていることが多いです。一つ一つの指を丁寧に動かすことで、足先までの血行も良くなり冷えや浮腫み(むくみ)にも対応できます。

②足裏を縦方向に押す

足の裏を指の付け根部分から踵に向かって順に押していきましょう。

<ポイント!> 手の指で押すのが辛い場合はゴルフボールや太めのペン先などでもOK。強さは軽く痛気持ちいぐらいがGOOD! 痛みが強い方が効果がありそうと思う人もいるかもしれませんが、痛みが強いと過度に体が緊張してしまったり、筋肉や靭帯を痛めるリスクがあるので程よい強さで行いましょう。

この部分をほぐすことで、足の重要なアーチを支えたり、アライメントに関わる筋肉が柔らかくなりさらに動きやすくなるため、足が地面についた時に安定します。

③指の付け根を動かす

両手で足を包むように持ち、足指より少し下の部分の真ん中に親指を置き、親指で押さえながら左右から内側へ丸めるように動かします。また、真ん中から外側に開くように動かします。

<ポイント!> 横アーチを意識しながら両側から真ん中に向かって丸めたり、外側に開いたりしていきましょう。

足の骨は細かな骨の集合体なので、意外にいろんな方向に細かな動きができます。硬くなっている部分をほぐすことで、循環が良くなり筋肉も働きやすくなるため細かな動きができるようになります。

④足の甲を伸ばす

足首を底屈方向へ曲げた状態で、さらに足指全体を掌全体で足底方向へ曲げていきます。
軽く足の甲が伸びているのを感じたら、そのまま踵を軸に左右に動かしながら甲が伸びるのを感じていきましょう。

<ポイント!> 軽く動かしながら筋肉を伸ばすことで硬い筋肉が伸ばされる痛みを軽減しながらゆるめていくことができます。

浮指や扁平足、外反母趾などの症状がある方は特に足指を曲げる力が弱まっている傾向にあります。その原因の一つがこの足指を上げる筋肉の硬さでもあります。この足指を上げる筋肉が弛んでくれると、足指が曲げやすくなり、力も入りやすくなるため足指で地面をしっかりと蹴ることが可能になります。

⑤足首を回す

足首を片手でしっかりと押さえて、もう片方の手で出来る限り大きく円を描くように回していきます。内回し、外回し両方行いましょう。

<ポイント!> 外回しの際は土踏まず部分が伸びるように意識しながら回しましょう。内回しの際は外くるぶしの外側が伸びるように回しましょう。また、手と足の指を組んで回すのも足指にも刺激が入りGOOD!

足首は足先への血液循環を高めるとても重要な部分。歪んでいる人が多く、また、歪んでいることも気づきにくい場所です。足首回しをすることで足先だけでなく、ふくらはぎの筋肉も緩めることができ、むくみの解消にもとても役立ちます。

足のセルフケアをする前後で写真を撮ったり、または片足だけ先にして比べてみると、変化がわかりやすいと思うのでぜひやってみてくださいね。

理学療法士 中山郁美 【公式サイト】ヘルスケアデザインI(アイ) https://ikustyle.com